みなさまこんにちは、スタッフNです。
この季節、花粉症対策に黄砂対策に・・と、コロナによるマスク生活から解放されるはずが、逆に前以上にマスクをはずせない、という悩ましい方、多いのではないでしょうか? ちなみに、うちの代表は花粉症の気配さえ感じたことがないらしく「花粉症ってしんどいらしいね?」発言・・・うらやましい。
春も、パフォーマンスを落とさず働ける男です!笑
そんな花粉の季節まっただ中、スギのなかへいってきました!
お伺いしたのは北山杉の多くあるところ。
といっても現在の北山杉は挿し木で育てることが多く、花粉症の原因となるスギ花粉を出さないものが多いのだそうで、見渡す限りの杉の中にいても、特に普段と変化はなし。
ご安心ください。
鴨川の源流、雲ヶ畑という地域で、炭焼き窯から炭出し作業をするというので見に行ってきました。この季節バーベキューなどでよく使う炭、他にも部屋の湿気とりや茶道なんかでも使われる炭ですが、どのようにできるのか考えたことがなく、ちょっと野次馬することにしました。
炭を焼くときは5日間ほど、ずっと火をいれつづけなければならず、特に初日は窯の前で寝袋で泊まりこんだりするそう。
熱が逃げないよう、手前には砂が盛ってあり、山の土を粘土状にしたもので蓋してあります。炭出しでは、それを削って落としていきます。
鋳物の扉が見えてきました。その扉をはずし、手前のレンガやブロックを取り除いていくと、炭が見えてきます。さらに、中に積んだブロックを取り除いて炭までたどり着きます。
窯の天井は低く、中で小さくしゃがみながら炭を取り出していきます。
でました。炭、炭、炭。
火をおこす役割だけでなく、オブジェとしても楽しめる他、加工して植木鉢にしたりしてもグリーンとの相性が良く、とてもカッコいい。
この炭焼き窯の持ち主は、お父さんから受け継いで行っているそうですが
今回の炭焼きでは、他の炭焼き窯をされている80歳を超えるおじいさんから、焼き方などコツをまた色々と教えてもらい、新しい発見があったそうです。
地域の方々や大学生も手伝いに来ていて、窯を通して世代を越えたコミュニケーションが生まれていることを感じました。
ちなみに窯と聞いて、この熱を利用してピザが焼けたりするんじゃないかと思わず食いしん坊根性がでましたが、炭焼き窯には神様がいらっしゃるということでお神酒を供えて拝むこともあったと・・すぐに提案を取り下げました。ピザ窯はまた別の機会に!
これからの季節、バーベキューの機会も増えますが
炭の取り扱いには十分ご注意くださーい。