みなさまこんにちは、スタッフNです。
先日の大雨による影響・甚大な被害が各地で見受けられます。
被災されたみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。
近畿の梅雨入りももうすぐですね。
7月の梅雨明けまでどうかこれ以上の水害なく過ごせることを願いたいです。
今年は冷夏になると聞いていたのですが、5月下旬の気象庁の予報では「全国的に気温が平年並みか高い」だそうで、やはり、暑い夏。
今から体力つけて元気に乗り越えましょう!
こちらは、今週、ガラス扉にくっついていた3センチほどの二ホンアマガエルです。
扉を開け閉めする時に小さな指でもはさんでしまったらお互い嫌なので、枝を使って安全な場所へ移動しました。
カエルを素手で触れないというわけではなく、恒温動物である人間の体温と、変温動物であるカエルの適正温度が違いすぎて、直接触るとカエルがヤケド、まではいかなくても体調不良を起こす可能性があると聞いて、できるだけ触らないようにしています。
巷ではカエルの鳴き声を騒音だと言って田んぼの持ち主にクレームが入る時代ですが、そんなこと知る由もない スンとした様子。
そして水田のまわりを見てみると、ありますあります・・泡!
この15センチほどのクリーム色のメレンゲの正体は、モリアオガエルが産み付けた卵塊。
カエルは水中で産卵するイメージですが、モリアオガエルは池や沼の上にはりだした枝などに、外敵から守る泡状の卵塊を作って産卵し、ふ化したオタマジャクシは、雨に打たれたりして下の水に落ち、そこで泳ぎだし成長していくというしくみなんです。
自然のピタゴラスイッチ!
モリアオガエルは日本にしか生息しない固有種で絶滅が危惧されている希少なカエルだそうです。
卵は水田でも見つけることができるので、少しのどかな場所を通られるときなど
この時期ぜひ気にしてみてくださいね。
人間にもカエルにも、ちょうどいい雨が降ってくれたらなと願いつつ
元気に仕事を終えて、無事にカエルようにしましょう!